はじめまして。yu3xxです。
毎晩、布団でぬくぬくしながらタブレットで自炊漫画を読むのが生きがいのアラサーおじさんです。
このブログでは、自炊した漫画コミックの画像データを
「ImageJ」
というフリーソフトのプログラミング機能(Macro)を使って「まとめて自動補正する」という方法を紹介していきます。
どんな処理がImageJマクロで可能となるのか、かいつまんで紹介します。
濃度・コントラスト調整
いかがでしょうか?
ケチって安価なコンビニ版を裁断しているため元画像は紙質の「ザラザラ感」までが再現されてしまい、さらにコントラストも「のっぺり」しています。
ですが、ImageJを使ったマクロ処理を用いることでパキっとした綺麗なデータに補正できたと思います。
このあたりは好みにもよると思いますが、目にガツン!とくる感じで私は気に入っています。
「フォルダ内の全ファイル(JPEG等)への一括自動処理」も設定できるので、たとえ100巻分の処理でも朝起きたら終わってた!って感じです。
縦線ノイズ除去
実はImageJで一番やりたかった作業がこれなんです。この縦線、気になりますよね?自炊をやっている限り諦めなければいけないと思うようにしていたのですが、やっぱりついつい目で追っちゃいますよね??
ImageJで作成したマクロを使うと、この縦スジを「勝手に検知して勝手に除去」してくれます。まだ精度はそこまで高くないので、「ちょwwwそこノイズじゃないんですけどwwwww」って部分も勝手に修正しちゃったりしますが、なんとか実用には耐えている感じです。
最近では自炊作業もわりかしこなれてきたので、あれやこれやで縦線発生を抑えるように頑張っているのですが、自炊初期に取り込んだ大量のデータには悲しいことに縦線がびっしりだったのです。
そんな縦線びっしり画像に対してこのマクロを使うと、100点満点中の50点から、75点ぐらいまでは持ち上げることが出来ます。
このブログでは、こんな感じの「ゆるめの画像処理をしてくれるお手製マクロコード」を順次紹介していく予定です。
2020/04/12 追記
公開したマクロの一覧です。以下のリンクから色々辿ってみて下さい。
ImageJの良さ
ImageJは科学研究用の画像解析・処理ソフトですが、誰でも「登録作業無し!しかも無料!」で使うことが出来ます。
ImageJのダウンロードはこちらから!
自炊データの画像補正は他の画像処理ソフトでも行うことが出来るようですが、有料だったりMacでは動かなかったりで少しハードルが高いのが現状です。
ImageJのメリットはMacでもWindowsでも動くことと、なにより「自分のやりたい作業を自由にカスタマイズ出来る」ところだと思います。
本業はIT屋ではないので拙いコードなのが残念ですが、丸々コピペで自由に使ってOKです。
少しずつ更新していく予定ですので、よろしくお願いいたします。
2020.01.29 追記
ImageJのインストールとマクロ起動法について簡単にまとめました。
よければご覧ください。
2021.04.24 追記
ImageJマクロの作り方をイチから勉強したい!という方はこちらもどうぞ!